




「ペイル・コクーン」をご覧になった皆様、ご無沙汰です!ご覧になったことの無い方、初めまして!前作の初DVDに引き続き、今作「イヴの時間」もようやく公開することができました。とは言え本格公開はまだまだこれから。引き続き制作に精進しております。
さて、個人制作だった前作「ペイル・コクーン」と違い、今作は(少人数ではありますが)スタッフワークで制作しています。いわゆるインディーズアニメと商業アニメの中間のスタイルとも言えると思います。見た目は間口の広いスタンダード(当社比!)を意識していますが、中身は舞台劇のようなキャラクター重視のシチュエーションドラマを目指して精鋭制作中です!
今作の舞台は前作と違い、ほぼ日常同様の世界観です。そしてそこは、等身大のロボットや人間そっくりのアンドロイドが普通に街中を、学校を、自宅のリビングを歩き回っています。ですが、そこで描かれるのはハードSFではありません。くだけて言えば、これは「二面性」…もっと端的に言えば、「人間関係」の物語です。
突然ですが!仮に人間と見分けの付かないアンドロイドが実用化されたとしましょう。それが理想的な容姿やプロポーションをしていたとして、人間の友人や恋人のように扱うことが出来るかな?と、たまに考えます。どんなにソフトやハードが人間に近づいても、やはり「人間」と「ロボット=高価な家電」の境目はハッキリさせるのか、それとも思春期の少年少女のごとくアンドロイド相手にドキドキしたりするのか…考えれば考えるほど、葛藤してしまいそうな問題です。
人間とアンドロイドとの線引きが、実はそんなに崇高なものではなく、いわゆる「世間体」とか「気恥ずかしさ」とか「他人の視線」といった、極めて世俗的な事情との葛藤だとしたら。…そんな思い付きから生まれたのが、「イヴの時間」という物語です。